クッキーモンスターのプレゼント

クッキーモンスターのプレゼント

私がもっとも心に残っている生徒。Nくん。
彼との出会いは彼が小学校3年生・・・。

 

彼は妹と2人で教室に参加。開講当初からの私の生徒です。
私がやめるまで、数年のお付き合いとなりました。

 

彼はまったく私の言うこと聞かず、まぁ、やんちゃでやんちゃで。
英語を勉強するなんて姿勢はまったく見られず・・・。私もついつい怒鳴ることも・・。
そんな彼と仲良くなるには少し月日がかかりました。

 

Nくんは英語が嫌いなのでは?特に興味がないのでは?
お母さんが「英語行くのか?どうするの?」といつまでも出かけようとしないNくん。
声をかけると、「何言ってんの?行くよ」という返事。

 

そんなNくん。ちょっと変わってる???

 

Nくん、昆虫が大好き!!とくにカブトムシ類の話・・・。
話す時は目がちがう!!とにかく興奮して話す。そしてよく知っている。

 

だから、レッスン内容が昆虫だったりすると、はりきるはりきる!!
いつもとはまったくちがうペースでどんどん話せる!!

 

そして、そんなNくん、なぜか折り紙が大好きで大の得意!!
本屋で買う本は折り紙の折り方の本らしく・・・
とても複雑な折り紙を器用に折り、私にくれる。

 

「先生、これ作った!!」レッスンの前に私にくれます。
月日をかけてようやく仲良くなれたNくん。レッスンをうける様子は相変わらず。

 

同級生の子どもと比べて、けして、よくできるとは言えなかっった。
そんな彼との最後のレッスン。

 

「先生トイレ!」彼がよくレッスンをさぼる口実!!
「ホンマにトイレ?」
「まっすぐ教室に戻っておいで」と言ったもののなかなか帰って来ない!!!
やっぱり・・。遊んでるな?と思っていると彼が教室に帰って来ました。

 

手にはクッキーモンスターのぬいぐるみが・・・

 

「先生、あげるわ」どうやら、トイレに行くとうそを言い、トイレのそばにあるUFOキャッチャーで取ってきたようです。
やめていく私のために・・・・・。

 

なんともステキなプレゼントではありませんか!!
私は怒る事もできず、「ありがとう」と。
一番仲良くなるまでに苦労した生徒からのプレゼントは今も私の車に飾られています。

 

彼はその後も英語を続け英検にもチャレンジし、
小学校6年でちゃんと5級に合格したとお母さんから年賀状をもらいました。

 

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